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【決算18Q2】CVSヘルスが決算を発表

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ドラッグストア大手のCVSヘルス(CVS)が2018年Q2決算を発表しました

売上高・EPSともに予想を上回り、年間のEPS見通しも引き上げています。

連続増配は10年で現在の配当利回りは3.06%です。

 

 

売上高・EPSともに予想以上

 

売上高  :46.7B$ (予想 46.5 B$)

EPS  :1.69 $  (予想 1.61 $) 

ガイダンス:6.98~7.08 $  (前回 6.87~7.08 $) 

 

売上高、EPSが予想を上回り、通期EPSガイダンスは下限が引き上げられました。

EPSの増加は実効税率低下の影響もあるとのことです。

 

両セグメントとも成長

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Pharmacy:ドラッグストア、PBMなど

Retail/LTC:医薬品、化粧品など

 

両部門とも昨年比で成長しており、いまのところ順調です。

そして医療保険会社であるエトナの買収が承認されれば、新たに事業の柱を手に入れることができます。

リンク:CVSとエトナ上昇-反トラスト当局が買収阻止に動かないとの報道で - Bloomberg

 

一方でアマゾンによる脅威もあります。

昨年よりアマゾンが医薬品業界に参入するというニュースがたびたび伝えられており、今後の医薬品業界はアマゾンにより大きく構造が変わるかもしれません。

リンク:アマゾン、医薬品通販に参入 :日本経済新聞

 

株価は上昇

前日終値:65.45ドル

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業績が良好だったため、市場開始前の株価は上昇しています。

過去1年はアマゾンの医療業界参入のニュースが流れるたびに、株価が大きく下落しました。

 

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結論 -良決算-

①売上高・EPSともに予想を上回った

②通期EPS予想を引き上げ

③株価は決算を好感して上昇

 

CVSヘルスの今後については"アマゾン次第"な部分が大きいと見られています。

CVSヘルスは優良企業ですが、アマゾンの攻勢に耐えながら業績を伸ばすのはなかなか難しいかもしれません。